職人の引き際
お久しぶりです。鬼嫁です。
先日、伸び放題に伸びた髪の毛をもぎに、行きつけの美容院へ行ってきました。
その美容院は、結婚式でお世話になって以来のお付き合い。
ずっと、先生にカットしていただいていました。
私は職人の妻。この「先生」は、チャキチャキの職人肌で、私は彼女の大ファンです。
昨年の秋からだったかな?チーフと呼ばれる若い男性が私を担当してくれることになった。
先生の家のお婿さんだそうだ。
以来、先生が私の後ろに立ってくださることはなくなってしまった。
(もちろん、ごあいさつはしてくださっている)
先日は、本当に感心させられた。
先生は、染粉で手を真っ黒にしていた。
先生は、チーフに支持を仰いでいた。
先生は、私のブローや、ムダ毛を剃ってくれた。これって、絶対に先生はやらなかったコト。
完全に裏方に回って、チーフを盛りたてている。
本当に、カッコイイ引き際だと思う。
職人にも、いつか、こうして身を引く時が必ず訪れる。
この身の引き方、すごいかっこいい!また先生にホレ直してしまった。
自分の衰えを認めず、新しい技術や文化を受け入れず、いつまでも過去の栄光にすがって生きるようなメグセェ真似だけは、どんな職人にもしていただきたくないと、職人フェチ鬼嫁は願うのであります。
うっ、、、、画像なしはつまらないので、大好きな「念珠の松」の写真をいれておこう。
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