2007年08月15日

「いのち」を守る「いのち」

お盆休み満喫中。鬼嫁です。おばんです。

http://www.atashi.com/webarchives/2007/05/31/21/47/27/headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20070531/20070531-00000056-jnn-soci.html

加藤紘一事務所の近くにいる友達の日記で、この放火事件が去年の今日であったことを知りました。
たまたま、主人と夕涼みに出かけていて、たまたま近くの喫茶店にいて、そこで流れたニュースで事件を知りました。

そのあと、あの立派な事務所ができあがるまで、私がずっと気になって見ていたものがあります。

焼けた建物の向こう側に見えた、すすけた樹木。
道路から、車で通過する際に見ただけだから、詳しい状況とかはわかりませんが、一本の大きな木が、焼けた建物と、奥の建物の間にあり、焼けた建物側は真っ黒に、反対側は青々と葉を茂らせていました。

あの木、どうなったかなぁ?

延焼被害がなかった事件。もちろん消防の方や近隣住民の皆さん、警察の方などなどの尽力による功績、さまざまな条件が重なっての結果だと思います。
が、植木屋だからでしょうか?その「さまざまな条件」の一つが、あのすすけた樹木だったように思えてならないのです。

まったく別の話。お客様の話になります。
近隣都市から、鶴岡に、お家を建てて引っ越してこられたご家族がいらっしゃいます。
その家の植栽工事をさせていただいたのですが、その時の施主のご家族からのご要望を、ふと思い出しました。
「自分の部屋は2Fだから、もし何かあった時に、部屋から外に逃げ出す足場になるような樹木を植えてほしい」

植物は、言葉を持ち合わせていません。
でも、災害の時、助けてくれたり、暑いときには、木陰で安らぎを与えてくれたり。
偶然と呼ぶには、はかなすぎるくらい、大きなやさしい感情があるように思えてなりません。

命と命が支えあって、生きていく。これは人類が、地球が・・・というレベルまで話が広がってしまいそうですが、せめて身の回りからでも、命を愛しむ心を大切にしていけたら、と思います。

「いのち」を守る「いのち」
<ネットで拾った参考画像です。>

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Posted by かかちゃん at 22:32│Comments(4)頭の中のコト
この記事へのコメント
おはようがんす
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あの事務所焼けてからもうだいぶ経ちますね
あそこにりっぱな事務所できたのですか

写真の樹木きれいですね
国内ですかな
Posted by たなちゃん at 2007年08月16日 07:04
1年って本当に早いですね。
Posted by わっしー at 2007年08月17日 02:22
昨年、妻の実家に帰郷中事件に遭遇、驚きました。
そうですか、もう1年ですか!?
殺伐とした昨今、樹木や花にも命を感じる心の余裕があれば、「少しは素敵な日々がすごせるのかな!?」と思います。生きとし生きるのもすべてを慈しむ心を育てる自然を大事にしたいものです。
Posted by kashiwapapa at 2007年08月24日 12:11
お返事遅くなりました!
皆様、書き込みありがとうございます。

たなちゃんサマ

小学校の時、仲良しだった「たな」は、どうしているかなぁ・・・(思い出に暴走

画像は国内のものだと思います。たぶん・・・
確か、日本の樹木めぐりみたいなHPだったと記憶しています。
ほんと、見つけた自分で言うのもなんですが、美しい樹ですね。


わっしーサマ

ほんと、特にこちらに嫁いでから、時が過ぎるのが早い!
ついこの間と思うような出来事も、ちゃんと調べたら三年も前のことだったり・・・って、鬼嫁、ちょっとボケたかしら?!


kashiwapapa様

まさか、奥さまは「なべち」様?!(なワケないかw)
命が支えあって生きているのは、生命誕生~この文明社会にいたるまで、きっと変わっていないことだと思います。
こんな殺伐とした世の中だからこそ、これからの「庭師」に求められるものは、きっと大きく、大切なのではないか、なんて、大げさなことも考えています。
Posted by 鬼嫁 at 2007年08月24日 22:02
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